外壁塗装を行っている会社は、ハウスメーカーや工務店・ホームセンター・塗装業者などさまざまな形態があります。
その中には、残念ながら悪質な業者も存在しています。
「手抜き工事をされた」「材料や工事の品質に見合わない、高い費用を要求された」など、
このようなトラブルが多いです。
その理由についてご紹介していきます。
外壁塗装は悪徳業者が多いため要注意!
【理由その1】定価がない
塗装工事には、定価がほぼ存在しません。
外壁塗装費用の内訳は、塗料代や人件費、足場の設置・解体費用や、業者によって異なる諸経費なども含まれます。
そのため、相場がはっきりと決まっていないのです。
また、使用する塗料のクオリティーによって、値段に差も出ます。
そして外壁の面積や劣化具合によって、塗布する量や補修内容も変わってくるため、他の建物を塗装した場合と比較することができないのです。
【理由その2】品質が判断が難しい
リフォーム完了時には手抜き工事をされたことに気づかず、数年後に塗膜が激しく劣化してきてから初めて「実は、質の低い工事をされていた」と発覚する例も多いです。
一般の方にとって塗装した直後の外壁は、「明らかに色ムラがある」「ひびや凹凸がある」などの状態でない限り、なかなか品質の判断はできないでしょう。
【理由その3】外壁の劣化は外から見えるため、飛び込み営業しやすい
家の中と違い外壁の劣化は、外からでも見えてしまいます。
そのため突然訪問して、「早くリフォームしたほうが良いですよ」と営業しやすいのです。
とりわけ地震や台風の直後には、外壁のひび割れや雨漏りの不安を煽る業者が増える傾向があります。
訪問販売は特に警戒!悪質業者がよく使う5つの手口とは?
【その1】外壁の状態を大げさに悪く言い、不安感を煽る
「お住まいの外壁は、かなり劣化が進んでいるので、すぐに工事をはじめましょう」
「早急に塗り替えないと、大変なことになる!」
などのように、不安を過剰に煽ってくる業者には注意が必要。
天災などがあった後に、よく使われる手口です。
【その2】契約を急かす
「今日中に決めてください」などと契約を急かす業者も危険。
冷静な判断ができない内に、契約を結ぼうとしている可能性があります。
絶対にその場で契約はせず、「他の業者と比較したい」などと伝え一旦、帰らせましょう。
【その3】「キャンペーン特別価格」などと大幅な値下げをする
「キャンペーン中なので、今すぐ契約してもらえれば、特別に半額にする」などと、大幅な値下げをしてくる場合も注意が必要です。
例えば「通常の値段設定は300万円、半額なら150万円になるからお得!」と勧められたが、
同じ工事で他の業者にも見積もりを依頼すると「本当は90万円の費用で済む工事だった」といったケースがあります。
【その4】外壁塗装の耐久年数が長すぎる
外壁塗装は一般的に、10~15年の周期で塗り替えが必要。
よほど耐久性に優れた塗料を使用しても、最長で20~25年前後で寿命が来ます。
そのため「40年持ちます!」「永久に美しさが続きます!」などの売り文句は信じてはいけません。
【その5】「足場0円」と足場の設置に費用がかからない
外壁塗装の工事では、ほとんどの場合は足場の設置費用がかかります。
設置する範囲にもよりますが、数十万円必要になることも少なくはありません。
ほんの一部の補修でない限り、足場を作らないで良質な塗装工事ができることは滅多にありませんので、これも注意が必要です。
今回は塗装業者を選ぶポイントとして、悪徳業者についてご紹介しました。
私たちカコイ塗装では、お客様に安心してご依頼いただけるように、工事内容について施工前にしっかりとご説明いたします。
工程や、費用の詳細など、ご不明な点があれば何でもご相談ください。
また、初めての方へ ≫のページで塗り替え時期の目安や施工の流れなども掲載しています。
ぜひご依頼時の参考にしてみてください。